FreeBSDをまずFTPサイトからダウロードする。
サイトにあるのは
1: 6.1-RELEASE-i386-bootonly.iso
2 :6.1-RELEASE-i386-disc1.iso
3: 6.1-RELEASE-i386-disc2.iso
とMD5のファイル。
インストールは isoファイルをCDに焼いて、CDからBoot。
最初に入れるCDはdisc1。
インストール後のサイズは11Gバイトぐらいだったので、領域の確保は20Gもあれば取り合ず足りる。
次の画面はオート選ぶと勝手に/swapとかを決めてくれる。
後は画面の指示を見ながら適当に入力するとインストールが開始する。
入れられる物は全部入れてインストールを終了する。
インターフェイスの設定でIPはDHCPでまず収得しておく。注)ルーターを使用。
host名はメモっておく。
root以外にuserを一つは作っておく。
起動したらrootでloginする。
最初のコマンドは
startx
ウィンドウが使えるようになる。
このままだとまだコマンドしか使えないので
gnome-session
と入力。
ここで一度エラーメッセージが出るが、閉じて次に進む。
2つばかりPanelの位置をクリックで決めて、Desktopのウィンドウが開くまで暫く待つ。
コンピュータ→ファイルシステムから
/etc
を開く。
hosts
をKEditで開いて編集する。
127.0.0.1の行の所を
127.0.0.1 localhost FQDN ホスト名
と編集してセーブする。FQDNがなければ、localhost.my.domainとしておく。
ホスト名を書くことで最初のエラーが出なくなり、起動も早くなる。
Apacheをインストールする。
xtermで
cd /usr/ports/www/apache13
make
make install
とコマンドを入力してapacheをインストールする。
apacheは違うパージョンが幾つかあるので好きなのを入れると良い。
またDesktopに戻って
/usr/local/etc/apache
を開いて
httpd.conf
を編集する。
Listen 80
Listen ポート番号
を追加。ポート番号は使っているルーターがポート変換してくれないので。
User www
のwwwをフリーメールのアドレス(@前だけ)にする。
ServerName FQDN:ポート番号
に変更する。FQDNはフリーな奴を適当に用意する。
<Directory /home/*/public_html>の所を
<Directory /home/*/WWW>
AllowOverride All
Options ExecCGI FollowSymLinks MultiViews
<Limit GET POST OPTIONS PROPFIND>
Order allow,deny
Allow from all
</Limit>
AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>
な感じに修正。cgiをWWWで動くようにしておく。
httpd.confのUserを変更したのでFreeBSDにもユーザーを追加する。
Panelからユーザーを追加する所を開いて、Advanceの項目は元からあるwwwを真似て
Main group www
Shell /usr/sbin/nologin
Home directory /nonexistent
と設定する。
/etcにあるrc.confを編集してapacheを自動起動するようにする。
# apache
apache_enable="YES"
を最後に追加する。
起動しない場合は、
/usr/local/etc/rc.d
にあるapache.shのpermissionを確認する。
手動で起動するには
xtermで
cd /usr/local/sbin
apachectl start
とする。
cgiを動かすpathは
perlが /usr/bin/perl
sendmailが /usr/sbin/sendmail
sendmailでメールを送るにはhostsでFQDNを設定していないと送れない。
KENTさんの所の掲示板のcgiだと書き込んだ人がメールアドレスを記入しないと
サーバー情報からfromのメールアドレスを作るので、
cgiから出たメールが送り先でエラーが出た時戻ってこれるように、
sendmail.cfを修正する。修正しないとFQDNでメールアドレスが作られる。
/etc/mailにあるhost名.mcというファイルを編集する。
FEATURE(`masquerade_envelope')dnl
MASQUERADE_AS(`example.co.jp')dnl
の2行を加えるとhttpd.confでつけたUser名を使ってUser名@example.co.jpというアドレスでfromとReturn-pathが書き換えられる。
xtermで
cd /etc/mail
make host名.mc
make install
make restart
を入力、sendmailに新しい設定が反映される。
ftpでHPの更新が出来るようにする。
日本語を使うファイルはftpで転送するため。
/etcにあるinetd.confを編集する。
#ftp stream tcp nowait root /usr/libexec/ftpd ftpd -l
の行の先頭の#をとる。
ftpを自動起動するには、loginのウィンドウでexitで一度コマンドラインに戻る。
sysinstall
でメニューが表示されたら
configure→Networking→inetdの項目に×を付ける。
このときinetd.conf がviで表示されたら:q!で終了するのだがキー配列が違っているのでShift+;続けてq!で終了する。
最初に作ったuser名を書いたファイルをftpchrootと言うファイルにしてセーブする。
このファイルを
/etc
に置いておく。ftpでパソコンの中を丸見えにしない為。
sendmailでメールが送信出来なかった場合、
/var/mail
にメールが戻ってきている。
sysinstallでIPの取り方をDHCPから固定に変更した場合
hostsファイルが書き換わっているのでもう一度編集しなければいけない。
|