フリーメールを使ってると強制的に入る広告文が邪魔だなーと思いませんか。 メール送信だけ自前で出来るか試してみました。 こう言うとき便利なのはMacです。必要な物がたいていインストールされています。

ここではMacのTiger(10.4.2)で使われているpostfixの設定をします。 試行錯誤がそのまま書いてあるで不要な設定ややってはいけない設定があると思うので そのまま真似するのは止めておいた方が無難です。 特にルーター使用してローカルIPになってない場合は止めましょう。 踏み台にされる可能性ありまくりです。

最初にTerminalを使って2つファイルをデスクトップにコピー

cp /private/etc/postfix/master.cf ./Desktop
cp /private/etc/postfix/main.cf ./Desktop

バックアップを取ってから適当なエディターで編集します。 私はmiを使ってます。

赤字は環境に合わせて変えてください。

まずmaster.cfから。Lanで繋がっている他のパソコンからアクセス出来るようにします。 Macしか使わないのなら不要です。

83行目
smtp inet n - n - - smtpd
の後にローカルIPを加えた一行を追記
192.168.1.3:smtp inet n - n - - smtpd

次はmain.cfです。
67行
#myhostname = host.domain.tld → myhostname = localhost

76行
自分のメールアドレスのあるドメインを指定
#mydomain = domain.tld → mydomain = example.jp

92行
#myorigin = $mydomain→myorigin = $mydomain

106行
#inet_interfaces = all→inet_interfaces = all

253行
mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8

637行
inet_interfaces = localhost→#inet_interfaces = localhost

641行
mynetworks_style = host→#mynetworks_style = host

変更した2つのファイルを書き戻します。またターミナルから

sudo cp ./Desktop/master.cf /private/etc/postfix/
sudo cp ./Desktop/main.cf /private/etc/postfix/

起動してみましょう。ターミナルから

sudo postfix start

こんなメッセージが表示されます。
postfix/postfix-script: starting the Postfix mail system

上手くいったか確認して見ましょう。

telnet localhost 25

こんな感じに表示が出ます。
Trying ::1...
telnet: connect to address ::1: Connection refused
Trying 127.0.0.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
220 localhost ESMTP Postfix

切断します。

quit

同様にローカルIPでも試してみます。似たようなメッセージが出れば成功です。

基本的にセキュリティを何も考えていないので必要ないときは停止しときます。

sudo postfix stop


後はメールソフトのsmtpサーバーの設定をlocalhostやローカルIPにして完了です。
この方法でメールを送ると自分の接続プロバイダやグローバルIP当然ローカルIPも相手に分かります。 信じてる人以外には送らない方が無難です。


Red Hat 9の設定を見てみる

TigerのPostfix
あなたは太陽系第番の小惑星です。